三国峠〜明神峠〜湯船山〜樹下の二人

caramelmaffin2009-11-19
Iさんとふたり、初心者女子同士の雨の“珍ハイキング”でした。スリリングですごく面白かった。
びっくりその1は、登ろうと思っていたのとは違う山に登っていて、しかも2時間くらい歩いてからそれに気づいたということ。今日中に戻ってこられてほんとうによかった〜。
その2は、鹿を4回も見たこと。初めは湯船山を過ぎたあたりを歩いていたら前の方の藪から出てきて、私たちに気づいてくるりときびすをかえしてまた戻っていきました。『ドドッ』と地面を蹴って走る音がなかなかの迫力でした。4メートルくらい(?)の近さでした。熊とか猪じゃなくてよかった〜。2回目は、湯船山から明神峠に向かっていた時だったか、遠くから「キュー」という鳴き声がして、私は左から聞こえたと思ってそっちを見ていたのですが、Iさんは右だと思いそちらを見たら、鹿が走っていったのを見たそうです。3回目は明神峠から三国峠へ向かう雑木林の中、ずうっと向こうに鹿っぽいものが走っているのが見えたので、Iさんに言おうと思って「あ〜あ〜」と言っているうちに消えてしまいました。4回目はさっきと同じ方向に、2頭くらいの白いお尻が走り去るのを二人とも見ました。鹿のフンも落ちていたり、鹿の足跡らしきものがたくさんありました。モグラのトンネルの跡らしきものもたくさん。雨の山歩きも、大雨だとイヤだけど、小雨ならいいかも。

★パノラマ台から見た山中湖。ここに車を止めて歩くってのもアリでした。ここのトイレはきれいでグー。

パノラマ台を後にして、三国峠に車を止めて、明神山〜切通峠〜高指山と歩き、平野へ降りる予定でしたのに。。。。看板の写真とってるのに気づかない私って???でもすごく可愛い標識よね。

「可愛い標識!」と感激して、私はちゃんと字を読んでないのよね。Iさんは看板をじっと見てたけど、山中湖のハイキングマップはあんまり見てなかったの。で『湯船山』っていうのは、ハイキングマップには載ってないわけ。神奈川県の山だから。「この地図にそんな山ないんだけど。」とIさんに言うも、彼女は「でもさっきの看板で明神山の奥に描いてあったよ。」と言う、今考えればすごくトンチンカンなふたり!はははは・・・。私なんか「じゃあ明神山と切通峠のあいだに湯船山ってのがあるのかな?」なんて勝手に考えて、「じゃあ、いっか、この道で。」ほんとにお馬鹿さんですね。

★雨が降ったり止んだり。
  

★紅葉がほんの少し残っていました。
     

★地面を見ると何者かの足跡

★何者かが掘った跡

★新しく出てきた芽

★落ち葉

★けなげに咲く花



★この奥へと歩いていきます。ミステリアスな雰囲気。

★間違った山に登っているのに気づいたのは、お昼ごはんを食べたところのベンチの前の看板を見て。山中湖ではなくて相模湖が描いてあったのでびっくりしました。どうせだから不老山まで行くことにして更に進んだのですが、帰りが遅くなるといけないので樹下の二人まで来て引き返しました。このとき大きい鳥が飛び立つ『バサバサッ』という羽音に腰を抜かしそうになりました。ここらへんで地面に座ってお弁当を食べるってのも、暖かい時期ならよさそう。
 

★行きはどちらかというと、下り(しかもけっこう長い)がたくさんありました。今度は反対にここを登って行くので、けっこう辛く長かったです。
 

★でもこんなのを見たら苦労したことなんか吹っ飛びます。
   

★やっと帰ってきました。そもそも、車を止めたところが間違っていたみたい。朝、パノラマ台から上がって来て「どこかなどこかな。」と言いながら小山町まで降りてしまったのです。戻って上がってきて「ここだここだ。」と止めたのは湯船山ハイキングコースでした。トホホ。でも終わりよければすべてよし。


追記:11月22日
もう少しちゃんとした地図で確認したところ、なんと明神山と明神峠というのは別で、明神山は三国峠の北、明神峠は三国峠の東にあります。私はそれを混同していたというか知らなかったので、明神山に向かわなければいけないところ、明神峠へ向かっていたということがわかりました。これって怖いことなのかも。。。。