熊鈴デビューを果たした黒岳

caramelmaffin2012-12-28


12月18日(火曜日)晴れのちくもり
日帰り・ソロ
新御坂トンネル三つ峠入り口→1時間40分・旧御坂峠→
1時間・黒岳 昼食50分
下山開始 2時間・広瀬/御坂峠分岐経由で新御坂トンネル

5時間半/14,083歩


前日の水墨画のような身延山登山も趣があって
良かったのですが、朝起きたらよく晴れていたので
富士山が見える、近くの山に登ることにしました。
扇山〜百蔵山の縦走を機会があればしてみたいのですが、
この日は起きたのがちょっとゆっくりめだったので、
登山口まで家から15分の黒岳へ。



11月の雲取山の下りに怖ろしい目にあったので、
ソロのときは熊鈴をつけて行くことにしました。

渡辺玉枝さんから聞いた“熊鈴2個付け”
高い音が鳴るのと、ガラガラ鳴るのとふたつを
つけて歩かれるとおっしゃっていました。
その話をある人にしたら、二つの鈴を一緒に鳴らすと
音が共鳴して熊に聞こえやすい、ということを
教えてもらいました。
もともと私はアンチ熊鈴派でした。
だってウルサイんだもの。
大勢で行くのに鈴つけてる人とかいるけど
ゼッタイ後ろを歩きたくない!
熊鈴反対!!
と思っていましたが・・・・




初めての熊鈴は、あるときは恥ずかしくなるくらい騒々しく、
あるときはたくましい彼氏のように頼もしく、
あるときは美しく楽しい音色に聞こえる、
という複雑なものでした。
う〜ん・・・・。まあ仕方がないなあ・・・・。


熊鈴はともかく、黒岳山頂への道は明るい
雑木林の素敵な道でした。
御坂トンネルの河口湖側の脇のスペースに車を止め
林道を横切って、まっすぐ登っていきます。
9時半に駐車場を出発したのですが、
途中まで行って忘れ物を取りに帰ったりして、
結局10時に登山開始。
すぐに大きな看板がありますが、それを
左に見て過ぎてまっすぐ上って行きました。
看板の前を左に入ると、沢沿いに行く、
また素敵な道です。(そちらは下りに使いました。)


11時40分。休憩含め1時間40分で旧御坂峠に到着。

ここから黒岳も素敵な道でした。
ちょっとぬかるみ気味でした。
凍っているところも少々。一応持って行きましたが
まだアイゼンは必要ありませんでした。




12時40分。1時間で黒岳山頂。

ここには眺望はありません。
「展望台はあちら」の看板に期待に胸が膨らみます。





3分くらい歩いて、出ました展望台。

すごい眺めです!!いつも見ている富士山も
下から見るのと、少し上がって見るのとでは
印象が違います。


富士山を堪能しながら、カップラーメン、
身延山の揚げ饅頭でお昼ご飯。
デザートにみかん。



地図で帰りの道を確認して、顔を上げたら
あたり一面霧に包まれていました。
下山開始は13時30分。


広瀬(久保田一竹記念館)に行く道と
トンネルの方へ行く分岐がわかりにくいと
地図に書いてあったので、少々不安でしたが、
心配いりませんでした。ホっ。

下りはなかなかキツかったですが、
分岐の後の板取沢沿いの道が雰囲気があってよかったです。
この冬は御坂山塊を登ろうと思いました。