春の扇山~百蔵山
3月21日 (木曜日) 晴れ
日帰り 新人登山ガイド・アキヤマくんの下見を兼ねて
犬目~大島神社経由~扇山山頂~百蔵山
昼食
百蔵浄水場経由・百蔵山登山口
7時間くらい/21,173歩
4月から念願の登山ガイドの仕事を始めるので
張り切っているアキヤマくんと、
「また一緒に山に登ろう」という話になりました。
行き先の候補がいろいろある中で、扇山~百蔵山の縦走が
私が前から行きたかったのと、アキヤマくんが来月
ちょうどガイドの予定に入っているコースだと
いうことで、ここに決まりました。
一人で行くことを想定して、電車・バスの時刻表を
調べておいたのですが、車が2台になったので
百蔵山の登山口の駐車場に1台置いて、
もう1台で扇山の下の犬目まで行きました。
ちょっとしたスペースに車を止め、
準備をして8時45分に歩き始めました。
寒いかも、と思って着こんで来ましたが
けっこう暑くなりました。
犬目から扇山までは、1時間半くらい。
アキヤマガイドはしきりに
「この木が何で、あれが何で、この草が何で。」と
説明してくれました。
途中で小腹が空いたのでオギノのメロンパンを
3対1に分けて食べました。
広々とした扇山の山頂。富士山がよく見えます。
いつ見てもきれい。手前に連なった山々もきれい。
切り倒した木を使ったベンチがあちこちにあります。
青い空とポカポカした陽気。
写真を撮ったり、去年マスターしたはずなのに
すっかり忘れてしまったコンパスの使い方を
教えてもらって、11時ごろまた歩き始めました。
百蔵山までは一旦急坂を下り、少しなだらかになって、
またけっこうな急坂を登って行きます。
風もだんだん強くなって、なかなか大変でした。
2時間弱で百蔵山に到着。
桜の木がたくさんあって、満開のころに来たら
さぞ綺麗だろうなあ・・・と思います。
男子と行く登山のよいところは、
食糧を持ってもらえる、ということです。
特に食いしん坊の人と行くと、
重い荷物など全く苦にせずに喜んで
運んでくれます。
おかげで私も家で作るのと同じものを山の上で
いただくという贅沢ができます。
今回は、ガス2個、ストーブ2個、なべ3個、
おぼろ豆腐、しめじ、ねぎ、米、
スンドゥブスープ2パック、水2リットル。
これだけ担げば、食べる喜びもひとしおでしょう。
早く煮えろ~!
もうひとつの鍋では米を炊いています。
家で土鍋で何回かやってみましたが、
登山用クッカーではどうなるか・・・・
じゃーん!なんとかできました。でもちょっと硬かった。
最初に水を入れすぎで捨てたのですが、今度は少なかったのかも。
じゃーん!スンドゥブチゲ。
丸大食品から出ているレトルトパック入りのスープを使用。
2人用パックを2つ持って行きました。
これも3対1で。アキヤマくんが
「うまいうまい」と叫びながら3人分食べました。
食後は花粉症に効くという緑茶を飲みながら、
山座同定をしました。登った山や、登りたい山を
眺めていると、夢がどんどんふくらんでいきます。
さんざん、ああでもないこうでもない、と話したあとは、
記念写真撮影大会。ああでもないこうでもないと
何ショットか撮って2時20分頃に下山開始しました。
地図に「急坂注意」と書いてある、滑ったらゴロゴロと
転落して行きそうな坂を20分も下ると、
やっとまあまあ普通の勾配になり
お花が咲いているのをキョロキョロしながら
歩いていきました。
他にも、ギブシ、ヒトリシズカ、ヤブツバキ、
ダンコウバイ、ツノハジバミなど。
山道が終わり、住宅街に出る手前で
ステンレスの皮むき器が落ちていました。
なぜか気になって持って帰ってきました。
そして住宅地で散歩中の黒いラブラドールに会いました。
とても友好的ですぐに仲良くなりました。
そしてまた同じ飼い主さんがショートカットの道から
今度はシェパードを連れているのに会いました。
シェパードは私たちを睨んでいたので
すぐにさようならをしました。
住宅地に咲いている花を見ながら
百蔵山の駐車場に4時くらいに着きました。
とても楽しい登山でした。