鍵掛峠~鬼ヶ岳~節刀ヶ岳~大石峠

1月14日 (火曜日) 晴れ
日帰り ソロ
根場民宿村バス停~西湖いやしの里根場~
鍵掛峠~鬼ヶ岳
昼食
金山~節刀ヶ岳~大石峠~
若彦トンネル脇の大石峠バス停
9.6km/7時間45分/標高差829m


山梨百名山踏破と同時進行なのが、
御坂山塊縦走計画の完遂です。
河口湖畔から天井山→三つ峠→清八山→御坂山→黒岳と、
金山→鬼ヶ岳と、
鍵掛峠→王岳→女坂峠と、
本栖隧道→烏帽子岳→パノラマ台
は歩いているので、あとは
黒岳→節刀ヶ岳→金山と、
鬼ヶ岳→鍵掛峠と、
女坂→パノラマ台
で終わるか、または
パノラマ台→浩庵荘
まで歩くとゴールなのです。


今度はどこからどこまで歩こうか、
車で行って往復か、バスで行って縦走か・・・
と地図とにらめっこ・・・・。
今回は西湖民宿村行きのバスに乗って、
いやしの里から鍵掛峠へ上がり、
鬼ヶ岳、節刀ヶ岳と行って
大石峠から大石ペンション村へ下りて
バスに乗って帰るという予定を立てました。


7時33分の西湖行きのバスに乗りました。
西湖を時計と反対周りで根場民宿まで行くのか
時計回りで西湖民宿で止まるのか、
よくわからなかったけれど、
根場民宿だといいなと思っていると
バスは文化洞トンネルを抜けて直進!ラッキー!
バスを降りて魚民荘前の駐車場のトイレに寄って
いやしの里の駐車場のはしっこの昔の小学校の建物
の脇を通って、神社の前を過ぎて歩き始めました。8時30分。
いやしの里の茅葺屋根の家を眺めながら林道を登っていきます。



鍵掛峠までの登山道は、4月に来た時と違う雰囲気です。
たまに凍った雪が出てきて滑り、道が狭くて怖かったので
チェーンアイゼンを着けて行きました。



バスが西湖地域に入った途端、空が曇りはじめました。
寒々しいハイキングになりそうだな・・・・と思いながら
登ること2時間、お腹がすいてきたので
適当なところを見つけて座り、おやつにしました。


立ち上がって再び歩き始めると、
20歩くらいで鍵掛峠でした。10時30分。

そして日が出てきて雲が消え、富士山が見えました。


富士山の写真を何枚か撮って、鬼ヶ岳方面へ。

反対側は王岳方面です。


道には雪が増え、大きな岩が続きます。

北側の谷からは冷たい風が、南からは太陽の温かい陽が。

岩を越えるとなだらかな雪道。


小鳥が道に下りて餌を食べていました。


鬼ヶ岳に着きました。11時55分。
西には南アルプスの連峰。

南には富士山。

真下から東を見ると湖が3つ。



雪が溶けた岩の上に座って昼食にしました。

高奈パンと、粕汁です。
粕汁は昨夜作ったのをジップロックに入れて持って来ました。
絶景を堪能しながら食事して、
食後に幸せのコーヒーとチョコレート。
十分味わって満足したら、片付けをして
出発です。13時。



鬼ヶ岳から金山までの道は2年半前に歩いていますが、
6月だったし、逆方向だったからか、
全く印象が違います。そのときはもっと鬱蒼としていました。
今回は明るく暖かい道でした。
30分で金山です。

グッドサービス。地図を出さなくても済みます。
金山を過ぎた途端、陽があまり差し込まずに
冷え冷えとしてきました。
それまではポカポカだったのに・・・。



節刀ヶ岳です。13時50分。

富士山の手前右側は十二ヶ岳。
遠くで見るときれいな三角形ですが、
近くで見るともっと丸いながらも荒々しい感じです。



シカの足跡と、先行の6本爪アイゼンの方の足跡が
入り混じった道をありがたく思いながら歩いて行きました。
金堀山到着。14時半。可愛い看板。
展望はありません。



大石峠に着きました。14時50分。ここから下山です。

今日の富士山にお別れです。

大石峠もさようなら。

バスの時間を確認すると
大石プチペンション村発は16時、17時46分です。
地図ではここから1時間半ってことになってるけど、
急げば間に合うかも?
ということで微妙に雪が残る道をアイゼンを着けたまま
どんどん下っていきました。
植林地なのに、溶岩がゴロゴロする面白い道でした。
今度はここを登って黒岳へ行こう!と思いながら
急ぎました。



林道に出る手前でアイゼンを外しました。
登山道入り口に大きな看板が。

少し歩くと若彦トンネル脇に出ました。15時50分。
細い舗装道路を行くとペンション村なのかな?
と思って歩き始めましたが、
ふと本線を見るとバス停がありました。
芦川から来るバス?
ペンション村発の16時のバスはあきらめて
芦川バスの時間を確認して、もしなければ
先のバス停まで歩いて17時46分のバスでもいいや。
と決めて道路を渡ってバス停の時刻を確認しに行くと、
ラッキー!
あと5分少しでバスが来ます。
急いでスパッツを外したり、ストックをしまったりして、
バスに乗る準備をしました。
バスは本当にやってきて、とても嬉しかったです。
バスの中でおやつを少し食べて、お湯を飲んで、
今日の写真と、山旅ロガーを見ながら
楽しかった1日を振り返りました。