八方尾根~唐松岳~五竜山荘

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9月18日 (木曜日) 曇りのち雪のち晴れ
テント泊1日目 アライさんと
八方池山荘~八方池~唐松岳頂上山荘 昼食
唐松岳山頂往復
唐松岳頂上山荘~五竜山荘


夏の富士山ガイドの仕事があったため、
シュミの山登りは2ヶ月間お休みしていたので
(竜ヶ岳は合間を見て行きましたが。)
7月の初めに決めた、アライさんと行くテント泊が
とても楽しみでした。
初めは那須岳火打山に行こうか、という話でしたが
北アルプスに行くことになりました。
アライさんはいつもよりやる気を見せていました。



朝4時半に出発して、白馬八方尾根スキー場を目指しました。
ゴンドラリフトアダム・アルペンクワッド・グラートクワッドを
乗り継いで、八方池山荘から歩き始めます。
8時45分くらい。



お花がたくさん咲いていました。
私は夏の疲れがたまっているのか、荷物が重いせいか、
今日の行程をこなすプレッシャーからか、
花の写真を撮る気にはなれませんでした。
今回、花の写真は全てアライさんにもらったもの。
(私が写っている写真も。)


木道がいい感じ。


八方山ケルン


八方池に着きました。


写真撮影の後、八方池を後にしました。
さようなら八方池。



ふたりともお腹がすいたので、その先の樹林帯で休憩しました。
レンチン蒸しパン2種(チーズ&ハーブ、かぼちゃ&ピーマン)
と、ぶどう。


稜線に出る手前から雨が降り出し、
アライさんの合図で雨具の上着と
ザックカバーを付けた直後に雪が舞い始めました。
雪はどんどん大粒になりました。
少し行って雨具のボトムスも着ました。

細かいあられが顔に当たって痛かった。



雨が小降りになり、歩いていると、
おじさんが立ち止まっていて、
道を譲ってくれたので追い越しかけると・・・



ライチョウ!お腹が冬の色になってきています。

写真を撮っても全然逃げないの。
記念写真も。拡大しないとわかりませんが・・・。



しばらくして唐松岳頂上山荘に到着しました。
寒かったので、中でお昼にすることにしました。
休憩料はひとり300円。
旅館のような立派な建物でした。
働いている若い男の子たちは親切でした。
さっきの蒸しパンとぶどうの残りとアライさんが持って来た
インスタントのスンドゥブスープとコーヒー。


荷物を山荘の玄関におかせてもらって
山頂へ行ってきました。
登りは20分。


山頂に到着。すごい風です。

さっと写真を撮って山荘へもどりました。
私は出発の前にレインスカートをズボンに履き替え。



アライさんの持っている10年前の地図には
書いてないけれど、『牛首』という難所があります。
私は大荷物を背負って通過するのが心配でした。
一生懸命クサリをつかんで乗り越えました。
しかも距離が長かった。




私はとても写真など撮る余裕はなかったけど、
アライさんはそうではなかった。
花を撮ったり・・・・

私が写真を撮るのを撮ったり・・・。

私が撮っているのはこんな絶壁。



下って、

また登る。


途中で1回休んでまた登る。

今日の目的地、五竜山荘が見えました。
4時少し前。

受付を済ませて、テントを張ると
雲がきれいに晴れました。
つまみと、ビール、ワイン、フルーツ酒を
持って強風の小屋前のテーブルで宴会。

ビールだけ飲んでテントで続きをしました。



そのまま夕食(フリーズドライのドライカレー)
にして、寝袋に入りました。7時半くらい?
すぐに眠れたけど、少ししたら目が覚めて、
それからなかなか眠れず、トイレにも行きたくなって
時計を見たら10時でした。
思い切ってトイレに出かけ、戻ったらすぐに眠れました。
夜中に一度目が覚めましたがまた眠りました。
シュラフカバーをつけ、雨具のズボンもはいて
暖かく快適でした。