いよいよ春！加入道山～大室山

4月12日（日曜日)　くもり
日帰り　ソロ
道志の湯の先の登山者用駐車場～加入道山～大室山
山頂手前のベンチで昼食・昼寝
山頂往復～来た道を下山
7時間くらい

山梨百名山57座目。
ここのところずっと登っている大菩薩・道志山系の山は
どこもなんとなく雰囲気が似ているからか、
ピークハントだけを目標にしてガツガツ登っているからか、
どれもあんまり印象がはっきりせず、
ぼやっとしている感じです。

大室山は、心に残ったことがふたつあって、
ひとつは道の荒れっぷり。
丹沢山系の西の端っこでもあるのですが、
前に山友さんが、
「丹沢って道が荒れてるのがイヤなのよね。」
と言っていたのはこういうことだったのね、と。

もうひとつはコバイケイソウの芽。
コバイケイソウの生え始めなんて見たことがなかったので、
当日そこらにニョキニョキ出ているのを見て
「なんだろうな？きっと有名な花に違いない。」
と思っていました。帰ってからネットで調べると
コバイケイソウだということがわかりました。
花が咲いた頃、また見に行けたらいいだろうな。
でもこの同じルートはあんまり歩きたくないです。
なんというか、危ないのがなんともビミョーな感じで・・・。
もっとパキッと？バシッと？した危険さなら納得できるのですけど。
自分でも何を言っているのかわからなくなりました・・・。

道志の湯から加入道山へ登るのは、
道志の湯の先の駐車場へ車を止めて、
もっと先へ歩いていくとすぐに登山口です。
「神奈川県の水源」という看板を見ながら
緩い傾斜の整備された（けど崩れてる）道を
40分くらい登ると東屋があります。
そして、沢のほうではなく
山の斜面を登って行きます。リボンを頼りに。

青葉が出てきて、春になった喜びを表現してます。

そのあと、白石峠との分岐の手前にマル危マークが
あるところですが、ほんの5～6メートル、
トラバース道が崩れていて、土は柔らかいし、
つかむものは何も無いし、すべったら
ずず～っと下に滑り落ちていきそうな。
ともかく慎重に。

加入道山・白石峠分岐。
加入道山はすぐそこ。

土が崩れやすいからか、木が渡してあるの。

境界標石。

加入道山。明るくて見通しが良い。
大きなベンチがひとつある。

避難小屋もある。

加入道山からしばらくは平坦な尾根を楽しく歩く。

足元にはナゾの芽吹き・・・コバイケイソウでした。
大きくなったのしか見たことなかったから、
へえ～これが～とちょっと感動。
去年？一昨年だったか、その前か、
「今年はコバイケイソウ見なかったなあ。」
と思った時があったけど、今年は当たり年なのかしら。


ゴツゴツで、狭く切り立った（というのか？）
ところを少し下って、また登って、
階段がわりの木や植生保護の柵が
抜けまくった粘土質の道を転ばないように登る。
でもこんな素敵な木道もあります。

加入道山にあったのと同じ大きなベンチ（またはテーブル）
が2つあるところへ来ました。

大室山まではあと5分ですが、
ちょうどベンチがひとつ空いていたし、
お腹がペコペコだったので先に食事することに。
メニューは人参と鞍掛豆を入れた蒸しパン、オニオンスープ、
そしてコーヒー。
暖かくてとても気持ちよかったので、食後にベンチで少し昼寝。

昼寝の後、山頂へ行きました。
ベンチのところほど快適ではなかったけど、
地面で昼寝している人がいました。

帰りに気がついたものは、
小さい花と、富士山と、モフモフ。