摩尼山と清渓山に登れませんでした

で、今回の韓国旅行のテーマの3が「自然に親しむ」だったっていうのは仙遊島公園の記事で書いたんですが、山にも登ってみよう!と登山の支度をして行ったのです。トレッキングシューズやTシャツやトレパンをスーツケースに詰め、服はヒラヒラなのに街でもがっしりしたデイパックを持ったりして、気分だったんですよね〜。でも結局、山には登れなかったんです。最初に行こうと思ってたのは、江華島にある摩尼山。ガイドブックにちょこっと載っていたのでというか、観光ガイドブックに山のことなんてほとんど出てないのですが、ネットをみて検討する時間もなくて・・・。ざっと『新村バスターミナルからバスに乗って1時間半くらいで、江華島バスターミナルについて、そこから島内をめぐるバスに乗り換えて、そんで山は500メートルくらいだから、ささっと登ってささっと下りて、近くにある汗蒸幕に寄って汗を流してソウルに帰って』くらいのつもりで、3日目に行く予定でした。

摩尼山(마니산:マニサン)브리태니커(ブリタニカ)より翻訳


仁川広域市江華郡華道面にある山。
高さ469.4m、馬息嶺山脈 の南端にそびえ、周りに鎭江山・吉祥山などがある。本来の名前は頭嶽(トゥアク)で、 マリ山・モリ山とも呼び、郡内で最も高い山だ。特にマリとは頭を意味する古語で、江華島だけでなく全民族の頭に象徴され民族の霊山として崇め敬われてきた。本来は 古加島(コガド)という島で江華島本島とは離れたところだったが、嘉陵浦(カルンポ)と船頭浦(ソンドゥポ)に堤防を築いた後から陸地化された。一帯の山地は長い間侵食されて形成された低い丘陵性山地だ。北側斜面を除く全斜面はほとんど急斜面からなり、基盤岩は花崗岩・結晶片岩だ。北麓には花崗岩盤が比較的広く分布し、風化した砂質土と岩塊がたまねぎの皮のように分解される剝離現象があらわれ、巨大な板模様のが岩片が現われる。奇岩絶壁がそびえる山頂付近は傾斜がきつく、西海湾に散在する島と金浦平野などを一目で見ることができる。


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ところが、2日目に、明洞地下商店街にある眼鏡屋でサングラスを作ったのですが、「明日の昼過ぎに取りに来て」というのです。明日は山に行くから取りに来れないのよね。「あさっては営業してますか?」と聞くと「あさっては休みです。」じゃあ明日しか取りに来る時間ないジャン・・・・山に行ってから取りに来ようかな?でももし来れなかったら?日本に送ってもらう?めんどくさいジャン・・・・いいジャン予定変更するジャン・・・と考えて3日目にアートメークをして、4日目に登山をすることにしました。アートメークは帰国の前の日4日目にしようと思って、行ってからネットで調べて電話しようと思っていたのですが・・・。で、3日目に取りに行き、「明日このサングラス山にかけて行くんだ〜。」というと、社長さん(まだ30代前半くらいで、淡々としていて、感じが良くて、忍耐強い。)が「へえ〜山に行くんですか?」と言いながら摩尼山の行き方を確認してくれました。*1そのうち、「でも摩尼山もいいけど、苦労に見合うほどいいってわけでもないですよ。」「あ!清渓山なんてどうですか?小学校の遠足で行ったりするからそんなに大変じゃないけど、景色なんかもいいですよ。」ということになって。で、また行き方をチェックしてくれました。*2
簡単だけどいい山!と行く気満々でいると、社長さんがまた思いつきました。「あ!でも明日天気どうなんでしょうか?」で天気予報を見てくれたんですが、なんと降水確率100%(ㅠㅠ)だめジャン、雨の装備もってないジャン、雨降るってわかっていながら行くほど根性ないジャン、清渓山はまた次回登るジャン・・・・。
清渓山브리태니커(ブリタニカ)より翻訳


京幾道果川市と城南市の境界にある山。
高さ618m。西側にそびえる冠岳山とともにソウルの南側を成し、周囲に國思峰(クッサボン:540m)・鷹峰(ウンボン:349m) などがあり、望京薹・玉女峯・清渓峰などいくつかの峰で成っている。青竜が昇天したといい、青竜山とも呼んだ。稜線は南北方向に伸びており四方が比較的緩傾斜である。西側斜面を水源とする川は果川貯水池へ流れ込み、基盤岩は岩質片麻岩である。山勢が秀麗で500mに達する渓谷は澄んだ水とうっそうとした樹林で景色がすばらしい。南西側の中腹に位置する清渓寺(チョンゲサ)は新羅時代に創建され、高麗1284年(忠烈王10年) 趙仁規(チョインギュ)によって改築された。 日帝強制占領期間に金属供出で収奪されるところだったが、奉恩寺(ボンウンサ)に隠しておいて再び見つけたという銅鐘がある。その他にも極楽寶殿・三聖閣・山神閣などの遺跡が残っている。稜線の大部分が開発制限区域であり、西側斜面にはソウル大公園が、北西斜面には韓国馬事会競馬場があり、ソウル市民をはじめとする近隣住民たちの慰楽地・休養地として脚光を浴びている。 儀旺市清渓洞事務所・姉妹橋・清渓4洞役場・山荘・清渓寺・山頂につづく登山道がある。四方からアクセスできて、交通が便利、東には京釜高速道路と城南市を連結する地方道路がある。


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*1:地下鉄2号線新村駅7番出口から出て、進む→新村市外バスターミナルから摩尼山行きバス、1時間に1本

*2:地下鉄3号線良才駅の7番出口を出て、4432番のバスに乗って20分くらい