赤城山ハイキングで学ぶ韓国語 산이 좀 싱겁죠?

赤城山で覚えた韓国語その2は、
산이 좀 싱겁죠?
「この山、楽だよね?」

力強くガンガン登っていくみんなの後ろから、ハアハア、ゼイゼイしながらようやっと追いついた私の耳に入ってきた、登山好き韓国人男子同士の会話から。その日の登りのルート、赤城ビジターセンター→駒ケ岳→黒檜山は、全く険しいところはないです。だからと言って2〜3年の軍隊生活を経験した人の、この発言には同意しかねます・・・・。体力なし・寝不足・イイ年のお姉さまにとっては、山は険しくなくても大変なのです。

形容詞싱겁다には色々意味があります。代表的なのは、食べ物関係です。
1 食べ物の塩味が普通の程度に至らず、薄い。
2 酒やたばこや漢方薬などの味が薄い。

それから人や物事にも使います。
3 人の言葉や行動が、状況に合っていずに多少突拍子もない感じがする。
4 ある行動や言葉、文などが興味深くなく曖昧である。
5 物や絵の配置に空いた箇所が多く充実していずにまばらである。

ピリッとした急坂や岩場などなく、ひたすらなだらかな道が続く、まるで散歩コースのような曖昧な山・・・・ということなのでしょう。反対に山が「キツイ」というのは何と言うでしょうか?答えは明日の記事で。