浅間山

caramelmaffin2011-03-28
土曜日に浅間山へ登ってきました。5時に集合して出発したのですが出掛けに色々あって時間をロスしてしまいました。
天狗温泉浅間山荘の4キロ下に車を止めて歩き出したのが10時半、浅間山荘に着いてトイレを貸してもらったり、奥さんに様子を聞いたりしてから出発したのが11時半。
現在、行けるのは前掛山のところまでなのですが、そこまで行って帰ってくるのは時間的に無理そうだけどとりあえず行けるところまで行こう、と出発しました。

私は前の日、食べ物を準備するのに張り切りすぎて3時間しか寝てなくて、天気も悪くテンションが上がらず、踏み固められていない雪が歩きづらく、山荘を出てすぐに、内心帰りたくなってしまいました・・・・。帰りたいなんて思ったのは初めてのことでした。
硫黄の臭いもいつもは嫌いじゃないのに、なぜか鼻につく・・・・

「登らないとだめだよね?」と爆弾発言をすると、(やばい!)というような表情をして、前から手を引っ張ったり、後ろからお尻を押したり、荷物を持ってくれたりと、同行者の苦労は並大抵のものではありませんでした・・・・。
一の鳥居、二の鳥居を過ぎたところで、スノーシューを履いた人たちが下りて来ました。火山館まで行けなくて帰ってきたということです。道が分からなかったということでした。
私たちは火山館まで行けるかなあ、でもとりあえず行ってみようと言って別れました。次第に吹雪いてきました。幻想的です。


がんばって歩いているとき、ふと前のほうをみると、カモシカが2頭!!ついこのあいだ「カモシカは好奇心が強いから関心を引いておいて写真を撮るべし」とコメントをいただいたのをしっかり思い出し、両手を上げて振り回したりしておいて、友達に写真を撮ってもらいました。

その後、スノーシューの跡が途切れているところで戻り、少し道を探したのですが分からず、お昼を食べて下山しようということにしました。
雪がジャンジャン降っている所で、ラーメンとピビンバプの準備。1時半ころ。


食べているうちに雪が止み、晴れてきました。お腹もいっぱいになって、気分も晴れ晴れとしてきました。帰りは楽々。登りはあんなに苦しかったのに、スイスイ下りるのがもったいない気がします。いつもはあんまり思わないのですが・・・。


浅間山荘に顔を出して、心配していた奥さんに「帰ってきました。」と報告。4時過ぎ。さっきのスノーシュー組と同じ所で帰ってきたと言うと、その人たちも私たちも、カモシカ平というところへ行ってしまったことが分かりました。そういわれてみると、カモシカを見たところの手前に分かれ道があったなあ・・・と思い出しました。
「山は逃げないから、また暖かくなったら来て登るといいですよ。」という奥さんにありがとうをして、駐車場へ戻りました。
今度また来よう!

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