韓国山行カフェのメンバーが初めて興味を示した植物は、こんなに衝撃的!

caramelmaffin2011-07-02
先週行った蓼科山で、先を歩いていた韓国男子たちが道端の草に集まっていました。私はそんなみんなの姿を初めて見ました。(と言っても植物のある山に一緒に来たのは今回が2回目ですが。)「植物に興味ない。」と言い切り、ピークハントが主流のみなさんを何がそんなに惹きつけるのか・・・。
あとからのぞいてみると、葉っぱからも茎からもトゲがいっぱい出ている、ショッキングな植物が。インパクト満点です。これなら十分に韓国男子も興味を示すわけです。。。よっぽど衝撃的だったのか、後日カフェの山行後記に、ひとりのメンバーが写真を載せてこんなコメントをしていました。

한번 스치기만해도 개거품물고 쓰러진다는 독풀
ちょっと触っただけでも、泡を吹いて倒れるという毒草

私も興味しんしんで、職場の専門家に聞くと、それは
ハリブキ
という植物だと教えてくれました。毒はない代わりにトゲがあるのでは?という見解でした。


オンラインで調べると白い小さい花が咲いて、秋に赤い実をつけるそうです。


ハリブキ:学名【Oplopanax japonicus】草花の韓国名を調べる時は、学名を韓国の検索エンジンにかけます。
如雲 如旅というブログに詳しく述べてあり、参考になりました。

【Oplopanax】の仲間は北米に自生する【Oplopanax horrdus】、日本の【Oplopanax japonicus】、韓国・中国・ロシアに自生する【Oplopanax elatus】の3つがあるそうです。
北米の【Oplopanax horrdus】は、Devil's Clubといい、エッセンシャルオイルを抽出したりするらしいです。
韓国・中国・ロシアの【Oplopanax elatus】は学名を逆に日本の検索エンジンにかけると、日本名がチョウセンハリブキだということがわかりました。ハリブキと葉や花や実もハリブキとほとんど同じですが、トゲトゲがありません。
このブログの作者の方は、3種類まとめて
땃두릅나무 と言っています。