海鮮鍋&マッコルリ@雪の鷹ノ巣山

caramelmaffin2012-01-28
青梅線奥多摩駅→バス30分・東日原 
登山開始→3時間半・鷹ノ巣山 昼食1時間半
下山開始→2時間半・六ッ石山→1時間半・水根


9時間/32754歩


韓国山行カフェの1月の定期山行は、奥多摩の鷹ノ巣山。
何日前に雪が降ったので、メンバーたちは
「ラッセルしながら登るかもね!」
と、期待に胸を膨らませていました。
降雪の次の日あたり、早々と誰か登ってるでしょう、
と私は思いましたが・・・・・



奥多摩駅8時35分の西東京バスに乗って東日原へ。
バスの中で何となくスマホをチェックすると、
「大丈夫だった???」という友達からのメールで、
富士五湖が震源地の地震があったことを知りました。
震度5くらいなら、そんなに大したことはないだろうと
思いながら、一応家族に連絡をして大丈夫かどうか
確めておきました。



東日原に着いて、トイレや準備をして、
9時20分ごろ歩き始めました。
初めは車道歩きが少しあります。
通り沿いの民家の屋根に長いつららができていました。



巳の戸橋を渡って少し登ると、雪がたくさん道に付いていて、
アイゼン着けたいなあ・・・と思いながら歩いて行きました。
少し広いところで止まって着けました。
去年の暮れに、韓国に出張した人に頼んで買ってきてもらった
チェーンアイゼン(チェーンに歯がついています。左上の写真。
5月の残雪の木曽駒で借りて使って、なかなか良かったので
ずっとほしいほしい、と騒いでいたものです。)



けっこう傾斜があります。黙々と登るのみ。



途中、木の間から見えた山。



山頂の手前です。頂上の手前っていつもドキドキ、期待感。



地図では3時間くらいのコース(稲村岩尾根)ですが、
3時間半かかりました。午後1時。
富士山もうっすらと見えました。

残念ながらみんなは気づかなかったみたいです。
雪にはしゃいだり、ごはんの準備に追われていました。
昼食のあとで見たときは、雲がけっこうかかっていて、
「あれだよ、ほら。」といくら指しても
わからなかったみたい。


バーナー4〜5台でラーメンをゆで、
おにぎりや、かんづめや、その他を
シートに出します。りんご一袋持ってくるのも
恒例。初めて見たときは驚きましたがもう慣れました。
私は、朝たこ焼きを電子レンジで温めて、
箱をダウンジャケットにくるんで持って来ました。
もう温かくはなかったけど、冷たくもなかった。
ラーメンができるまで、みんなの口につっこんで回りました。



イードン・マッコルリ!!ビールだと寒いし、ソジュだと強い。
マッコルリが冬の山行の友に超グッド!!もともと好きだし。





デザートタイム。りんごをむく男子。





と思ったら、海鮮鍋を作り出す人あり。

体がとってもあったまります。美味しかった!!




食事が終わり、後片付けをして、
記念写真などを撮って、2時20分下山開始。
良い感じの道です。



小動物の足跡。なんの動物でしょう?



六ッ石山まで1時間半と地図にはありますが、
2時間半もかかりました。
途中、肩が痛くてザックが背負えなくなる人あり、
足がつって薬を飲む人あり、トイレに行きたくなって
みんなが見えなくなってから道でする人あり。
日が沈むのをながめました。4時50分。


予定では、このまま石尾根を奥多摩駅の方へ下りる
はずでしたが、六ッ石山から水根部落の方へ下りて
バスに乗って奥多摩駅へ行くことにしました。



ライトを準備して、できるだけ急ぎます。
でも、大勢なのでちっとも心細くありません。
疲れているけど楽しい気持ちで、せっせと降りて行きました。



暗くなってしまいましたが、道に積もった雪を
ライトが明るく照らしてくれます。
1時間半、ほとんど休まず歩き続けました。
終わったときは、とてもほっとしました。



先行隊があたたかい飲み物を沸かしてくれていました。
バス停まで歩く支度をして、後から下りてくる人たちを待ちました。



バス停までの車道は所々凍っていて、少し怖かったです。
バスは20分くらいでやって来ました。



奥多摩駅で電車が2分後にあるということで、
バスを降りてダッシュ。スイカの人が先に下りて
みんなの分の切符を買っておく、という
チームワークで無事に乗換えを済ませました。
電車は貸し切り状態でした。
みんな靴を脱いであぐらをかいたり、
寝転んだり、リラックスしまくりです。
誰かがブルガリのおしぼりを、ザックから出して
私ともうひとりの女子にくれました。
袋を開けると、とてもすてきな香りでした。
手だけでなく、首やわきの下、足の裏まで拭いて
心がとても軽くなりました。




打ち上げは、立川のサムギョプサル(豚の三枚肉の焼肉)屋で。
ここは人気の店らしく、1年前来た時は満席で座れませんでした。
今日は、様子がよく分かっている人がいて、
早めに予約をしておいたので、しっかり座ることが出来ました。
鉄板は、ななめになっていて、下に油やカスが落とせる穴が
空いていて、その穴の下に器を置いておく、という
みんなも初めて見る「新しい鉄板」でした。
「美味しい、美味しい。」と言いながら
肉を葉っぱに包んでムシャムシャ食べました。


けっこうハードな山行だったけど、
綺麗な雪景色に、昼も夜も美味しい食事。
楽しい1日でした。