高川山リベンジ

caramelmaffin2012-04-12
禾生駅→高川山山頂→田野倉
6時間/19,166歩


春の高川山へ登ってきました。
「春」を期待して出かけたわけではなく、
前回電車を降りてから登り始めるまで
2時間も迷ったことや、山頂で富士山が
見えなかったことがとっても心残りだったので、
もう一回登ろうかなあ・・・と思って。
リベンジ登山のつもりで。



2回目なので、スイスイと登山口へ行けたし
麓では桜が満開、登山道には可愛い花が。
富士山は雲がかかってたけど、まあよし
と言えるくらい見えたし、
猿にも会ったし(こないだも会ったけど、
今回はもうすこし標高が高いところで。)
たぬきみたいなのも見たし、
リベンジは大成功!



例によって出発はゆっくりになってしまいました。
11時40分に禾生駅を出発。
桜を眺めながら登山口へ向かいます。




前回間違って登って行ったところを過ぎ、
古宿部落へ。林道の舗装が終わったところまで
駅から1時間。
今日は暑くて暑くて、ちょっとバテ気味に。
途中で下に着込んできたものを脱ぎました。
沢を渡って広い林に入り、前回休憩して
バームクーヘンを食べたのと同じ石に座って
紅人参茶とレーズンクッキーを食べていると
鳥とは違う、「クゥクゥ」という鳴き声が
左側の藪のほうから聞こえました。
なんか小さい動物かなあ、と思って
とりあえず返事をしました。
立ち上がって、歩き始めると、
右側の斜面で枯葉を踏む音が。
見ると1匹の猿でした。
あ〜こないだは里にいたけど、
暖かくなったから高い所に来たんだ。
と思いさらに登って、猿がいた斜面
より高くまで上がると、またそこで
ガサガサと音がしました。
今度はタヌキか何かわからないけれど、
上から見ると足が短くて、胴が太く、
しなやかに動くものでした。
カメラカメラ、と取り出す間にも
ガサガサと大きな音を立てていましたが、
木の間に姿が見えなくなってしまい、
写真は諦めました。



そしてその斜面の下の谷に、
猿の群れがいて、みんなで何かを拾って
食べていました。
あ〜群れもいるんだ、と思って
一度通り過ぎたけど、写真を撮ろうと
戻ると、さっと逃げてしまいました。



そして、群れから離れて単独で行動している
猿も何匹もいました。
遠くからこちらの様子を見て、敵意がないのが分かると
ゆっくり姿を消すという感じです。
ちょっと緊張しますが、通り過ぎながら見ると
猿が木の陰に隠れて私の様子を窺っていたりするので、
猿も人間がちょっと怖いのかなあ、と思いました。




登山道には花が咲いていました。
タチツボスミレ

なんでしょう?




尾根に出たところ。



山頂へ着きました。電車の中から見た富士山には
雲がかかっていたので、半分あきらめていたのですが
まあまあでした。2時少し過ぎ。




60代くらいのご夫婦がお弁当を食べていて、
「こんにちは。」と言うと
「ずいぶんゆっくりですね。」と。


適当な場所を見つけてお昼の準備。
毛無山で作ったのと同じメニューです。
ほていの焼き鳥缶ぞうすい。ねぎをこぼしてしまいましたTT


バナナのホイル蒸し。




コーヒーを沸かしていると、
男性がやってきて、写真を撮ってくれと頼まれました。
「あの山は何の山で。」という説明をしてくれました。
もう一組のご夫婦連れがやってきて、今度はその人たちに
説明をしていました。


下山は、田野倉駅へ下るコースにしました。
さっき登ってきた分岐の先が小高いピークに
なっていて、その先の下りがなかなかの岩場。
登りの道がどんなに歩きやすい道だったか、
今になってわかりました。
岩場の道は嫌いじゃないですけど・・・。



大月方面へ下る道との分岐の手前くらいから
また歩きやすい道になりました。
登山道に咲いていた花。

山桜


マムシグサ

なんの芽だろう?たくさん出ていました。




車道へ出て、中央自動車道をくぐり、
神社へ出ます。桜が咲いていました。

神社の隣には、尾県郷土資料館がありました。

田野倉駅までの道にもたくさん桜が咲いていました。
禾生第2小学校

大きな橋の手前のお寺。

田野倉駅で5時45分の電車に乗りました。
電車の中から。


楽しい1日でした。