三つ峠でカモシカとツーショット!

caramelmaffin2012-04-15
船津浜→4時間・天井山〜霜山〜木無山〜三つ峠
昼食45分 2時間半・開運山〜三つ峠登山口

7時間半/24,597歩


町の「御坂山塊縦走計画」というイベントの第1回で、
船津浜〜霜山〜三つ峠三つ峠登山口〜マイクロバスで船津浜
というコースでした。




昨日は雨でしたが、今朝起きると綺麗な富士山が見えていました。
「やったー!」と喜んで準備をしているうちに、
霧ですべて覆われてしまいました。がっかりしましたが、
とにかく集合場所の河口湖畔船津浜へ。
あら、幻想的で素敵じゃありませんか。



開会式と準備体操と、トイレを済ませて出発です。
ホテル楽游の前を通って天井山コースを登ります。
「てっきりロープウエイで行くのかと思った」
という人が多数。私もはじめはそう思いました。
山登りにハマる前の2006年に登ったコースですが、
当時は息も絶え絶えに登ったのが、今では汗一つかかず
あっけなく到着してしまいました。
ロープウエイ山頂駅では、新しくオープンした
お茶屋さんの開店準備をしていました。




トイレ休憩をして、三つ峠・霜山方面へ出発。
霧がかかっていた富士山がくっきり見えました。
下が雲海になっていて、素晴らしくきれい。


三つ峠は西桂〜三つ峠登山口を1回、
三つ峠登山口の往復を2回、歩いたことがあるのですが
今日の行きのコースは、初めてです。
何年か前の夏に、ここを歩いた友達が
「展望もないし、あんまり良くない。」
と言っていたのを鵜呑みにして
(私はその頃山登りに全然興味が無かった)
国内外の旅行者に説明していたことを
猛反省するほどの、素敵な道でした。
前半は富士山がずうっと見えているし、
湖も見えるし、周辺の山も見えるし、
刺激的な急坂もあるし・・・・。
ハイキングクラブの人によると、
木に若葉が生えてくると眺望が悪くなる、
ということでしたが、たとえ眺望がなくても
変化に富んでいて、好きです。



地形図を持って行って、読んで見ました。
送電線があるところ。


反対側は黒岳です。



一箇所、急坂があります。



そこを過ぎると三つ峠の屏風岩が見えてきます。





木無山まで来ました。








山頂の広場へ到着。12時15分です。
1時まで休憩タイムです。
あ、カモシカ?と誰かが言うので見ると
植生保護柵の向こうで、モソモソ草を食べていました。




写真を思う存分撮って、
朝、話しかけてくれた女性ふたりと一緒に
お弁当を食べました。
さんまのネギ蒸し入りおにぎりと、
おぼろこんぶ巻きおにぎりチーズ入りと、
アサリスープ、バナナ。




女性のひとりが、服を着替えに三つ峠山荘へ行きました。
私ともうひとりの人は食べ終えてから四季楽園へトイレを
借りに行きました。トイレは中にあります。200円。
裏の公衆トイレは4月末まで閉鎖です。



1時になって、開運山へ向かいました。
四季楽園の方へ歩いていくと、あら!
さっきのカモシカが山小屋の前にいます!
人が周りにいるにもかかわらず、また
モソモソ、モソモソ、と草を食べていたのです。
みんな喜んで、でも静かにカモシカに近づいて
写真をパシャパシャ。私も、接写接写!


カモシカはちょっと困った風
にも見えましたが、逃げ出す訳にも行かず、
なんとなくみんなの写真のモデルを努めていた、
という感じでした。そんなカモシカの様子を見て
これは!と思い、近くにいたメンバーにカメラをお願いして
カモシカと念願のツーショット写真(?)を撮りました。

フフフ。




名残惜しいカモシカとの出会いを後にして
開運山へ。富士山はシブく霞がかり。


そして、さきほどカモシカ写真を撮ってくださった方に
富士山をバックに写真を撮ってあげようとして、
カメラを受け取ろうとしたときに、
カメラを落としてしまいました(!)が幸い大丈夫でした。
カメラは私のと同じニコンの乾電池を入れるモデルの年度違いで、
私も何回も落とし、12月の高尾山では持ったまま転倒していますが、
壊れることなく使っています。2007年から5年間愛用しています。




ただ最近、日付機能が狂うようになってしまい、
写真の撮影時間で山行記録をつけることができなくなりました。
前々回の毛無山でそれに気づき、前回の高川山手書き
メモしようと試みたのですが、習慣になるまでちょっと
大変そうです。すぐに忘れてしまうんだもの。





下りは、三つ峠登山口の方へ。
道は怖ろしくぬかるんでいます。
おまけに凍っている!
集中して歩かなければなりません。




3時過ぎくらいにトイレのあるところへ来て、
その先の天下茶屋との分岐の先の駐車場のところで
けっこう念入りにストレッチをしました。
ペットボトルのお茶を1本ずつもらって、
迎えに来ていたマイクロバスに乗り込み
船津浜へ帰りました。