福島遠征2日目・五色沼〜磐梯山

caramelmaffin2012-07-11

裏磐梯ビジターセンター→15分・毘沙門沼→
10分・深泥沼→35分・裏磐梯高原駅 トイレ休憩5分→
20分・裏磐梯登山口→30分・スキー場ゲート 休憩10分→
50分・リフト終点→20分・銅沼(あかぬま) 昼食45分→
50分・八方台登山口分岐→1時間20分・弘法清水分岐→
40分・磐梯山山頂 写真撮影15分→
25分・弘法清水小屋 休憩10分→
1時間5分・八方台登山口分岐→
1時間20分・裏磐梯高原駅 バス待合30分→
バスで5分・裏磐梯ビジターセンター




11時間 / 35,618歩




福島遠征の2日目は五色沼〜磐梯山往復の計画でした。
ちょっぴり無茶な計画だったのと、思っていたより暑かったので
最後はバスに変更になりましたが・・・・。



昨夜ぐっすり眠れた、大人になってからは初めてのテント泊。
(子供の頃のガールスカウトのキャンプ以来)
鳥の声で目覚める、という体験に感激しながら
のんびりと支度をして、浄土平を出発したのは7時30分。
綺麗な青空や遠くの山を眺めながらのんびりドライブ。

双竜の辻から見る、磐梯山


安達太良山が見えます。

天風境。このへんまで下ると電波が届くので、
ここに止まってメールチェックなど。

こんな看板でもなければ、地震があったことなど
忘れてしまいそうな穏やかで平和な土地でした。



裏磐梯のビジターセンターへは8時50分に着きました。
身支度をして、開館を待ってちょっと寄りました。
今日のコースを言うと、びっくりしていたので、
このとき初めて(もしかしてちょっと無謀なのかな?)と思いました。
山バッジはありますか?と聞くと、秋に作ろうと思っている
という答えでした。弘法清水小屋にはあるけれど
開いているかどうかわからない、ということでした。



9時5分に五色沼方面へ歩き始めました。
階段を登って売店(ここでも山バッジはありませんでした。)
の前を通り、ボート乗り場を過ぎて
毘沙門沼沿いに行くと遊歩道の入り口があります。

毘沙門沼は、とてもゴージャスでした。9時20分。

意外とアップダウンがあるコースで、クマ注意の看板も。


深泥沼。9時40分。

弁天沼。

るり沼。

青沼。

柳沼。


10時15分に、裏磐梯高原駅にある物産館に来ました。
ここでまた、「山バッジありますか?」と聞くと
お姉さんはなぜか、地図を見せてくれました。
こちらの人の言葉はよく聞き取れないけど、
相手も私が何言っているのかわからないんだな、
と納得しました。
お姉さんは私に「ここからスキー場まで歩く必要ないのに。」と
教えてくれました。このとき、素直に聞いてちょっと考え
タクシーなりバスなりでビジターセンターまで戻って
車を取ってくれば良かったのですが。。。。
頑固に最初の計画通りに歩こうとしたのは、ちょっとあれでした。
でも、「なんだったら帰りはここからビジターセンターまで
バスで行くといいよ」と教えてもらった
時刻表とバス乗り場の場所が下山後とっても助かったのです。
ここでトイレによって、少し不安な気持ちでしたが、
とにかく歩き始めました。
裏磐梯登山口に到着したのが10時40分。



登山口までの国道歩き20分と、
そこからスキー場の入り口までの30分は
すごく長くて退屈で、しかも暑くて、参りました。
これからは、車道歩きは避けられるなら避けようと
本気で思いました。今まで特にこだわっていなかったのですが。


スキー場に到着しました。
はるか遠くに見える磐梯山
ほんとうに行けるのかなあ・・・
途中でギブアップになったりしないのかなあ?
と自信喪失気味で歩き始めました。

気力減退と暑さで思うように足が進まないながらも
振り返るとこんなに登ってきました。
ちょっと嬉しくなる。



12時20分。リフト終点の登山口。

いよいよ山道です。

この可愛い花がたくさん咲いていました。


12時30分、銅沼(あかぬま)到着。
看板に磐梯山の噴火の歴史と銅沼について
説明が書かれています。
◎鉄・アルミニウム・マンガンが多量に溶けた強酸性の水質で、
◎赤く見えるのは湖底に水酸化鉄を含む赤い泥が溜まっているため。
◎水の一部がみどり沼から、るり沼へ流れ、五色沼湖沼群の水源になっている。




ここで昼食。ショートパスタのペペロンチーノ。
コーヒーポーション4つを入れてソースを馴染ませました。
13時15分出発。


もう紅葉している、気の早い。。。ナナカマド?

涼しげに見えるけど蒸し蒸しする森。
進むと蚊や羽虫が舞い上がる道。


八方台登山口との分岐。2時5分。

山頂まであと4.6kmです。山頂の下の
弘法清水小屋/花畑分岐までが長いのなんの。
蒸し蒸し&蚊との戦い。
3時25分に分岐に到着。時間もないので
どうしようか迷いましたが、ちょっとだけ遠回りを
してもお花畑の方へ。
お花はそんなに多くなかった。
この花が、

こんな感じに。


素晴らしかったのは景色。

となりの櫛ヶ峰。1,636m。

天狗岩。

磐梯山頂と登山道。

猪苗代登山口・渋谷登山口分岐。

弘法清水小屋は閉まっていました。
山バッジは写真だけ。

小屋から山頂へ向かって出発。
さっき登って来た道。

ハクサンチドリが一厘。


山頂に着きました〜。4時10分。

写真撮影15分。




4時25分に下山開始。弘法清水小屋で
水を空のボトルに汲んで、5時に出発。

6時5分に八方台分岐着。
登りの時は、けっこう人に会いましたが、
お花畑/弘法清水小屋分岐の少し手前で
単独の男性に会ったのが最後、
下山するまで人はひとりもいませんでした。
夕方の銅沼。

物産館でチェックしておいた、
裏磐梯高原駅からのバスの最終に間に合うかどうか
きわどいところでした。小銭もまったくないから
両替しなくちゃならないし、
乗れなかったらタクシー呼んで・・と
心配しながら、できるかぎり急いで
地図上では1時間55分かかるところを
1時間20分。7時25分に着きました。
バスは56分だったので、タクシー呼ぼうかなと思って
高原地図に載っていたタクシー会社に電話しましたが、
何回電話しても出ません。やっぱりバスか、と
猫魔ホテルのフロントへ行って両替してもらい
バスを待ちました。辺りは真っ暗。車はまあまあ通りますが・・・。
バスが来たときは、嬉しくてついつい突進してしまいました。
バスには高校生の女の子が、若い運転手さんに
学校での人間関係の相談というか、グチを聞いてもらっていました。


その子が降りてから、運転手さんは私に
登山ですか?と話しかけてきたので、
こんなに遅くなったワケを聞いてもらいました。


バスは裏磐梯ビジターセンターには5分で到着。
できたらお風呂にでも入ってから帰りたかったのですが
どこももう閉まっていました。
キャンプ場に帰って食事を作るのも大変だと思ったので
コンビニでビールとおつまみを買って帰りました。