昨夜の雪の後、一番乗りした御坂山
2月13日(水曜日)晴れ
日帰り ソロ
35分・御坂峠~1時間10分・御坂山
昼食
御坂山~1時間・御坂峠~20分・天下茶屋~
15分・三つ峠登山口分岐
4時間15分/13,260歩
前日夜から雪が降り、
天気予報では午後から晴れると言っていたので
午後からどこか2~3時間登ってこようと思ったのですが、
朝起きてみるととても良い天気だったので、
急いで支度をして出かけました。
天下茶屋のところへ止められるかな・・・
と思って出かけたのですが、
道の脇の空き地に止めることにしました。
分岐を天下茶屋方向へ行こうとして、やめとこ、
と思ったのです。
でも空き地に止めるのも、タイヤが空回りして
けっこう手こずりました。
天下茶屋へは歩いて行きました。
昨夜の降雪以来、まだ誰も歩いていません。
私が一番乗り!!うれしい!
とウキウキ登り始めたのはいいけれど、
天下茶屋から御坂峠へ上がる道は日が当たり
雪が溶けはじめて水分を含み、
チェーンアイゼンの裏にくっついて
登山靴がハイヒールのようになり、
それを払いながら行くので意外と時間がかかってしまいました。
地図上のコースタイムでは25分のところ35分かかって
御坂峠に到着。11時20分でした。
去年の6月、三つ峠から清八山をまわって、
ここで天下茶屋へ下りました。
そのときに、御坂山の方を見て、
「この先はどうなっているのかなあ。」と思ったことを
思い出しました。
今日はいよいよ、その道を歩くんだ!とワクワクしました。
しかもなんにも踏み跡がない雪道です!
“自由”というキーワードを頭に浮かべながら進んでいきました。
もちろんそれなりに道っぽいところを歩くのですが。。。。
雪はくるぶしの上くらいまでありました。
風がピューピュー吹いてとても厳しかったです。
整備された階段の、縦に打ち込んだ木が見えるので、
道が分かったのですが、40分くらい行ったところで
雪に隠れてしまい、ほとんど道がなくなってしまいました。
ところどころ見えている階段の木を目印に、
なんとかして 御坂山に到着しました。12時30分。
ほんとうはその先の旧御坂峠まで行こうと思っていたのですが、
時間も心配だったし、ここで戻ろうか先に行こうかどうしよう・・・・。
とりあえずここでごはんにしよう、と座るのにちょうどよい
小さな平らな石とその周りにツエルトを広げお湯を沸かし、
持ってきたトマト味のスープパスタとパンでお昼。
食べながらふと足元を見ると、チェーンアイゼンが片方なくなっていました。
もう、これは食事をしたら戻るしかありません。
食べ終わって荷物をまとめ、少し写真を撮って、1時10分に
下山を始めました。
さっき苦労して登ってきた、道がなくなっていたところまでは、
風で私の足跡が消されていました。
きっとここの部分のどこかに落としてきたんだと思って、
目を凝らして探しながら下りました。
でも見つかりません。悲しくなりながら歩いていると、
足跡がくっきりしてきました。それを良く見てみると、
アイゼンが外れていない右の足跡にはアイゼンの爪の跡があるのに、
なくしてきた左の足跡には爪の跡がありません。
ということは、これよりもっと手前で外れて知らずに歩いてきたことになります。
取れても気が付かないアイゼンなら、
つけていなくても支障がないことになりますが・・・・。
粉雪ならつける必要がないのかも、ということを思いました。
しばらく行くと、雪の上にポロッと脱げたアイゼンがありました。
ともかくよかったよかったと、ひとり喜んで
せっかくなので着けていくことにしました。
今度からは10歩ごとにちゃんと確認ながら行くことにしました。
結局、富士山を木の間からしか見ることが出来なかったなあ、
と思いながらふと見ると、木が途切れているところがありました。
そこで電池が切れるまで思う存分VQ1005で富士山を撮りました。
今回は車から登山口は人に会ったけど
登山口から登山口まで、誰にも会いませんでした。
これは初めてのこと。
2時半ごろに天下茶屋へ下り、車のところまで戻って、
家に帰りました。