2014年の登り初め!明神ヶ岳

1月2日 (木曜日) 晴れときどき曇り
日帰り アライさんと
最乗寺奥の院~稜線の地図に書いていない分岐(現地に看板あり)~
明神ヶ岳山頂 昼食
見晴小屋経由で最乗寺
5時間半/24,407歩


年の初めの山登りは、海の見えるところで!
というのが去年からのマイブーム(?)です。
アライさんとひさびさに山に行く話になって、
日程を決めたらお正月の2日に行くことになりました。
「海の見える山がいいな。」と言ったらアライさんが
最乗寺に初詣をしてから明神ヶ岳に登るのはどう?
と提案してくれました。


大雄山最乗寺は初詣交通規制があって、
お正月は大雄山駅の近くのグランドからバスに乗って行きます。
最乗寺を目指していくと、途中から看板で案内が出ているので
それに従って行きます。


バス代は片道300円、往復600円です。
グランドは無料駐車場になっていて、
係員が何人もいて、参拝客の車を誘導していました。
すぐに人が集まって順にバスに乗り、出発しました。
最乗寺は大きなお寺でした。
賑やかに屋台がたくさん出ていて、人もたくさんいました。

本堂でお参りをして、奥の院でもお参りをして、
登山を開始しました。


明神ヶ岳の様子をちらっとネットでチェックしたら
元旦に金時山から縦走した人のレポートで
アイゼンを使ったとあったので、最乗寺コースも
雪があるかと思ってチェーンアイゼンと厚いスパッツを
持って行ったのだけど、初めはまったく雪なし。
アライさんはアイゼンもスパッツも
「要らないでしょ。」
私は心配なので念のためザックに入れて行きました。
スパッツは夏用のにすればよかった・・・。


だんだん雪が出てくるけ装着することもなく、
でも下りはつけなくちゃ、と思いながら
登って行きました。


最後は道が深くえぐれた雪の積もった道になりました。
尾根に出ると、右が金時山方面、左が明神ヶ岳という
山と高原地図とは辻褄が合わない看板が出ていました。
おかしいね、と言いながら右の展望が良い草原で
ちょっと写真撮影。



それから看板に従って明神ヶ岳方面へ。
向こうからお姉さんたちがふたり歩いてきました。
どこから来たの?と聞かれてアライさんが
最乗寺と答えると彼女たちもそうだといいました。
奥の院からの道はやっぱり地図に書いてある登山道とは
別の道だったようです。
どおりで途中にあるはずの小屋がありませんでした。
私は残念ながらスマホを車の中に忘れてしまって、
山旅ロガーを使ってログをつけることが出来ませんでした。
明神ヶ岳の山頂は広く、ドロドロで、
人がたくさんいました。


念願の海も見えました。



適当な場所を見つけてお昼にしました。
準備する時間と気力がなかったので、
コンビニに寄って買ったカップ麺。
アライさんは小さいの。私は特大のみどりのたぬき。
アライさんが持ってきた山形のお取り寄せラスク。
食後に紅茶とコーヒー。



2時くらいに地図に書いてあるコースで下山することにしました。
富士山の須走ルートの下山道みたいな雰囲気です。

2年半前にアライさんに、女子でもひとりで歩いていいんだ
と言うことを教えてもらってから
ひとりでもどんどん出かけていました。
ひとりだと山に集中するというか、
キョロキョロ被写体を探したり、遠くを眺めたり
耳を澄まして無音を楽しんだり、
獣がこっちを見ているところを想像したりします。



友達と行くと、やっぱり友達に集中しますから、
ひとりで行く山と誰かと行く山と感じが違います。
それを言うと、アライさんは
「ひとりで登ると全てを自分の責任で行わないといけないけど、
誰かと行くとそれが分散されるから気が楽だよね。」
と言いました。
それからアライさんは、ひとりで行くとひたすら急いでしまうけど、
私と行くとゆっくり行けるのが良いそう。




アイゼンをつけようかどうしようか悩みながら
歩いて、やっぱり付ける、と付けたら、
すぐに雪がなくなってしまいました。




最乗寺に4時ごろ着いてバス乗り場に行ったら
すごい列ができていました。
10分くらい並んでバスに乗りました。
駐車場脇の民家の前に朝、みかんとゆずの
無人販売があって、帰りに買って行こうねと言っていたのに
二人とも小銭がなく、でも激安のみかんをあきらめられずに
どこかでお金を崩してこようと出発すると
おじさんが品物を撤収するところだったので
急いで行って私は5kg500円、アライさんは一袋100円を買いました。



帰りは御殿場のCOCOSに寄ってハンバーグを食べました。
ドリンクバーでおかわりをしながらおしゃべりをして、
デザートも食べました。
2014年の山登りはこうして始まりました。
今年も楽しく安全な山行を心がけよう。