大石峠~黒岳・その1

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5月3日(土曜日)晴れ
日帰り ソロ
大石峠入り口バス停→大石峠→中籐山→破風山→
少し先で昼食・昼寝
黒岳→広瀬・三つ峠入り口分岐→三つ峠入り口バス停
7時間半/9.5km/標高差836m




いつ行けるか、ずっと楽しみだった大石峠~黒岳。
縦走するのでバスの時刻表と睨めっこして計画を立てていました。
でも朝6時半に家を出発、という、近所の山に行くにしては
早すぎるスケジュールに、なんとなく実行する機会を逃していたのです。
ここ最近3~5時間の短時間山行が続き、そろそろがっつり歩きたかった。
陽気もよくなったし、ここらでバシっと決めてみようか~
ということで行ってまいりました。



前の晩、3時間半くらいしか眠れなかったのですが、
体調はバッチリだったので、時間通りに起きて
支度をして駅へ。
芦川行きのバスは早朝なのに時間通りに来ず、
予告もなく運休なのか?と不安になったころ、
新米ドライバーさんと指導役のベテランさんの
二人組で7~8分遅れて到着しました。



大石峠入り口のバス停は、若彦トンネルの脇にあります。
そこで下ろしてもらって、1月に大石峠から下りてきたときの
記憶を頼りに、歩き始めました。
待っててね~~!


大きな看板があります。
今日歩いたところをピンクの線でなぞりました。

この看板の前を通って、簡易舗装道路を上がっていきます。
すると、左カーブに簡易舗装が続く突き当りに出ます。

右を見ると、山道の入り口に看板。
割れています。(写真左)
大石峠と大石プチペンション村の表示なのですが、
この山道をまっすぐ行くんで合ってるの?

前に下ってきたときは、どこから出てきたっけ?
としばらく地図を見たり、GPSを見たり、考えたりして
舗装道路の方へ行って見ることにしました。
すると、壊れていない標識がありました。ホッ。

足下を見るとヒトリシズカが咲き乱れています。

もうしばらく舗装道路を登って行くと、
いよいよ山道が始まります。

下の方を見ると、沢沿いにもうひとつ道がありました。
さっきの山道でもOKだったんだなあ。




1月に鍵掛峠から登って、大石峠から下りたこの道が
気に入ったので、今回ここを登ることにしたワケなのですが、
1月に下りたときはもっとこう、しっとりした森の印象でした。
この時はカラッとした雰囲気で期待していたのとは少し
違いましたが、春の芽生えや鳥のさえずりを楽しみながら登って行きました。


ふと前を見ると、ブタの蚊取り線香入れのようにも見える
物が道端の苔むした岩の上にあります。
なんだろ~?

ギョ!!!獣の頭蓋骨じゃありませんか!

なんだろう?これ?

大きさを比較する物と一緒に写真を撮るのを忘れてしまった
のですが、わりと小さめだったのでウサギとかかなあ?
と思いながらさようならをしました。
後でFBにアップしたところ、「カモシカだよ」と
教えていただきました。
カモシカかあ~!
死んだカモシカに初めて会いました。



さらに登り続けていると、どこか高い所から
猫が鳴いているような声が聞こえました。
猫が迷って山に来ちゃったのかなあ?
どこにいるのかなあ?と不思議に思っていましたが、
そのうちに鳴かなくなりました。
山行終了後にバス停でバードウォッチングの人に会って、
色々質問しているときに思い出して聞いてみたのですが
「カケスかも知れない、マネするから。」
というご意見をいただいたというオマケ付です。



で、大石峠には1時間40分ほどで到着しました。
ああ、懐かしい大石峠。
あのときはまだ雪に覆われていたね・・・。




続きます>>>>