大石峠~黒岳・その3


5月3日(土曜日)晴れ
日帰り ソロ
大石峠入り口バス停→大石峠→中籐山→破風山→
破風山の少し先で昼食・昼寝
黒岳→広瀬・三つ峠入り口分岐→三つ峠入り口バス停

7時間半/9.5km/標高差836m





お昼の場所を求めて御坂山塊を彷徨う女・・・・。
そして歩くうちに形になってきたその理想の場所は、
昼寝ができる草っ原。
中籐山~新道峠~破風山を過ぎて、
混んでいるであろう黒岳までになんとか・・・
とキョロキョロとしていると、
ありましたありました、破風山を3分ほど過ぎたところに
草原が!!
谷に向かってついている傾斜がかえって寝やすいかも!
そこの木陰になっているところなんかいいんじゃない?
とツエルトを敷いてパン2個とコーヒーで昼食を済ませ、
ゴロンと横になりました。
頭の上の枝にフワっと小鳥が1羽来て止まりました。

写真のちょうど真ん中、太い枝の手前の細い枝に
ガラ類の子が止まっているのです。
拡大します。

40分くらい目を閉じて耳をすまし、山のパワーを充電。




そして、再び歩き始めました。
30分くらいで黒岳の山頂に到着しました。
やっぱり人がたくさんいました。
2~3組くらい。

展望台の方はもっと混んでるんだろうなあ、と
行って見ると、案の定、大混雑でした。
写真だけ撮って・・・

広瀬の方へ下りる道はどこだっけ?と
地図で確認して、
(一昨年の12月に来た時に下りた道なのですが記憶が・・)
人ごみをかき分けて下山を開始したのでした。



この展望台直下の下山道、なかなかの急坂でして、
足は強いけど、手が弱い私には、慎重を要する道です。
(手首とか、肘、腕のスジを傷めていることが多い)




そしてロープのほつれ発見!

さらにこの木の下方に続くロープを縛り付けた木は、
根が抜けているし・・・・。
痛んだロープの報告は、大石峠の登山道入り口の看板の
写真と一緒に、町の担当者へ早速上げさせていただきましたm( )m



なんとか急坂がひと段落つくと、
そこには、この日一番の絵が!!

険しい岩の向こうの富士山が、なんともカッコイイ。
適当な岩に腰をかけて、しばし眺めていたのでした。



この素敵な場所を少しだけ下ると、
広瀬・三つ峠入り口分岐です。
三つ峠入り口』の看板は、小さくて手がきで、
うっかりすると見落としてしまうかもしれません。
手作り看板を左へ行くと、すぐに丸木で整備された
階段がつづく道で、どんどん下りて行くと沢に出ます。

滝も。

ハシリドコロの群生。



そうして、新御坂トンネル脇へ出て、
137号線沿いのバス停からバスに乗って帰りました。
計画してから実行が、半年と長かったコースですが、
ちょっと思ったのは、山行は計画をよく練れば練るほど
充実したものになるのではないだろうか?
ということです。