八ヶ岳南北縦走・1日目


10月15日(水曜日)晴れ~曇り・雨
ソロ テント泊1日目
小淵沢駅~自然歩道ハイキングコース経由・観音平
昼食
雲海展望台~押手川~青年小屋
テント設営
7時間36分/12.5km/標高差1,509m



八ヶ岳縦走!!!
憧れの八ヶ岳縦走をついに実行しました!
山登り初心者の頃、山雑誌で見て
「いつかやってみたい。」と思っていた南北縦走。
(その記事では編集者の女の子と、北アルプスの小屋番の女の子が
挑戦するも編集の子が足が痛くなって途中で下山する、という
オチでしたが。。。。)



それから4年の間、たくさんの山に登り
経験を積んできました。3月に北横岳から
八ヶ岳を眺めて
「今年八ヶ岳を全山縦走しよう。」
と決めたのです。



10月の3週目に4日間の休みを取り、
本格的に計画を立てては見ましたが、
南から行くか、北から行くか、
車で行くか、バスと電車で行くか、
ああでもない、こうでもない、と悩みまくって
バスと電車で行くことは3日ほど前に決めましたが、
前日寝る前もまだ、どちらからスタートするか決めかねていました。



結局、小淵沢駅で電車を降りた時点で
南から上って、北へ下りることが決まりました。
険しい岩の南八ヶ岳をまだ食糧が重い2日目に歩くことになりますが、
権現岳のところのハシゴを下り、
赤岳の手前の急峻な岩場を登るのが、
逆コースにした場合よりもマシだし、
体力的にも余裕がある時に、難所を通ったほうが良いかなと。
これはやっぱり、正解だったな、とそのまさに現場を通っている時に
つくづく思いました。
もっと自分の直感とか判断を信じてもいいんだなあ、と思いました。



で、小淵沢駅で朝ごはんのビスコッティを食べて
8時45分ごろに出発。

ペンション村の中を通り、
林道を歩き、自然歩道ハイキングコースに入り、
防火帯を登ります。


観音平を目指して。



ヒカリゴケ自生地。



南無観世音菩薩。

すぐに観音平に到着。
豆乳ロイヤルミルクティーを沸かして、
クリームブランとチョコブラウニーを食べて
トイレに行って出発。



すぐに雨が降り始めました。
降ったり止んだりしていたし、
森の中なのでそんなに濡れませんでした。
でも雲海展望台に到着して休憩していたときは
丁度強く降っていました。



押手川に到着。
去年の6月にSさんと来た時はたくさんの人がいました。
今日はシーンとしています。



この日晴れ間が見えた唯一の瞬間。


押手川から地図では1時間10分のはずなのに、
2時間もかかり、青年小屋に到着しました。
小屋に入ってテントの受付をしようとしましたが、
若い学生のお客さんしかいなかったので、
名簿に記入だけして、テントを張ってくることに。
雨が降る中、テントを張って、小屋に戻ると、
かわいい女の子のスタッフがいて、
受付をしてくれました。
ビールと、バッジと、オリジナル日本手ぬぐいを買いました。


水場を教えてもらって、水を汲みにいき、
テントに戻って着替えて、ご飯を炊いて、鹿カレーを温める間、
ビールを飲みました。
トイレに行って、湯たんぽを作りました。
湯たんぽが温かくてとてもホッとしました。
雨の音を聞きながら少し本を読んで
すぐに寝付きました。
明日はどうしよう?
雨だったら赤岳まで行くのは大変だなあ。
と少し心配でしたが・・・・。