雨ヶ岳
1月28日 (水曜日) 晴れのちくもり
日帰り ソロ
浩庵キャンプ場前県営駐車場~端足峠~雨ヶ岳山頂 昼食
来た道を下山
5時間16分/4.8km/標高差855m
山梨百名山制覇の目標もあるけど、
御坂山塊縦走も成し遂げなければなりません。
浩庵荘のところから、中ノ倉山~御飯峠~雨ヶ岳~端足峠
の部分を歩けばすべて終了なのです。
雨ヶ岳方面にはクマが出る、という噂をよく聞くので
寒くなるのを待っていました。
このコースを歩いたことのある数少ない知り合いに
様子を聞いたところ、
「浩庵荘から御飯峠までは所々に道標があるものの、
木につけられたリボンをよく見て行くようにね。」
ということでした。
浩庵荘のところから、だんだんと標高を上げていくより
雨ヶ岳へ一気に登ってからだんだん下がっていこうかな、
と思い、まずは端足峠へ。
端足峠までは去年の5月に歩いた道です。
その時は入り口の森はよく日が射す明るい素敵な森だったのが、
冬なので森の奥まで光りが届かずに薄暗く寂しい森でした。
所々土が見えていましたが、滑るのでチェーンアイゼンを
着けて行きました。
森を抜けて坂道になってからは、5月にはジメジメした道だなあ
と感じたのが程よい湿度の気持ちよい山道でした。
そして1頭のシカかイノシシの足跡が続いていました。
ヒトが歩いたあともクッキリありました。
1時間ほどで端足峠に到着しました。
ここから竜ヶ岳と反対の方へ進みます。
人間の足跡はありましたが、古いというか、
歩いた後に雪が降ったので薄くなっていました。
シカの足跡がたくさんありました。
イタチとかタヌキみたいなのもポチポチ。
ウサギは見当たりませんでした。
道は細く凹んでいるところを歩いて行きます。
すごく急な雪崩れ跡のようになっている
ところを直登していく道がほとんどです。
下が凍っていたりするので、注意が必要です。
つかまるものが少ないので、ちょっと苦労しました。
登ることに集中して他の事は考えられません。
頭のリセット効果抜群です。
松があって、平らなところに来ました。
初めて嗅ぐ、獣の匂いがすごくしていました。
ちょっと牛肉っぽい。
そしてヒトの踏み跡はここまででした。
牛肉のような獣の匂いはけっこうずっとしていて、
なんの臭いなのかとても気になりました。
人間が通りますよアピールをしながら
山頂に到着。
塩レモンとハチミツの蒸しパンとコーヒーで
昼食にしました。
チェーンアイゼンの鎖がとれてしまったので、
細引きで結んだりして少し時間がかかってしまいました。
御飯峠の方へ下りようと思っていましたが
看板がありません。
看板がなくても地図とコンパスで下りるもん、
と方向を定めるも木にリボンもなく、一面雪に覆われて
踏み抜きまくり、これは無理。とあきらめました。
素直に来た道を戻ることにしました。
富士山には雲がかかってしまいました。
今度はスーパーカンジキを持って、御飯峠から登ってみよう、
と思いつつ。