浩庵荘~御飯峠


2月4日 (水曜日) 晴れ時々くもり
日帰り ソロ
浩庵荘~中ノ倉山~佛峠~御飯峠手前で昼食
御飯峠~浩庵キャンプ村
7時間くらい




前回、思いがけずというより雪をナメていたために
予定していたルートの半分しか歩けずに撤退した
御坂山塊縦走計画。
今回で一気に終了できるか、と思いましたが
あのあとまた降った雪に少し難儀したため
片道2時間の区間を残して早めに切り上げて
下山するという結果になりました。
だけれども静かなスノーハイクができて
心地よい疲労感と満足感で家路に着いたのです。



朝、本栖湖北岸の千円札撮影ポイントにある
トイレ横の登山道から登山開始。
南向きの道は雪が溶けています。


それでもだんだんと雪が多くなって、
稜線へ出たところでチェーンアイゼンを装着。

富士山展望地からの湖と富士山の眺め。
富士山は雲がかかっていますが。

このような看板が随所に出てきますが、
重要なのは木の幹や枝に巻きつけられた
赤や黄色のビニール接着テープ。


それと先行者の足跡。ほんとうにありがたいです。




雪が足首の深さになってきたのでスーパーカンジキに履き替え。


自由に歩きます。




中ノ倉山に到着です。
小さい手書きの札が木に括りつけられています。

中ノ倉山から佛峠はずっと下りです。





佛峠に到着。風が通り抜ける場所です。

左は浩庵テント村へ下りる道です。

御飯峠へ登っていく道。
下から見るよりも登ってみると急な道でした。
木で作った階段が雪に埋もれているようで、
階段の横木の部分に踏み込んだ足が当たると
滑りそうになるので、少し注意が必要でした。

1時近くなって、お腹がグーと鳴ったので
腰掛けられそうな倒木を見つけて
お昼にしました。
ウインナとシメジ入りの蒸しパンと、
クノールのコーンポタージュスープ、
コーヒーです。
保温ポットに入れたお湯を持ってきました。
カンジキやアイゼンがあって荷物が多かったし
時間的・気温的にあんまりゆっくり休憩できないと
思ったのでバーナーは置いて来ました。
(でも40分くらい休んだけど)





片付けて出発するとすぐに御飯峠でした。


雨ヶ岳までは2時間。
時刻がすでに2時を過ぎていたし、
雪があるので2時間では行けそうもないし、
雨ヶ岳はしばらく前から雲にすっぽり隠れていたので、
今日はこれで下山することにしました。


浩庵テント村へ下るのですが、いきなり道がわかりません。
踏み跡がないのです。方向を確認してスーパーカンジキで
ガシガシ歩き始めてすぐに、なんとなく道?
のようなものがそっちに見えたので行って見ると
道のようでした。
そこは雪がほとんど溶けていたのでカンジキを外して行きました。
その道はまもなく分からなくなりましたが、
念力(?)で発見して下りて行きました。
それは不明瞭ながらもお椀の内側状の地形を
九十九折れに続く道でした。
落ち葉と雪で道がわかりにくくなっていました。



シカやウサギやその他小動物の足跡多数。
川沿いを少し下って堤防の端っこを通ったら、
古のこんな道標が。

その向こうに大きな看板。(本栖湖の森の説明)
と小屋。

小屋を左手に見て進むと工事の小屋。

そのまままっすぐ、木材運搬用の道をずっと行くと、
浩庵テント村に到着です。





次回、ここから御飯峠へ上がって雨ヶ岳へ行けるかな?
と思いながらテント村を後にしました。