二十六夜山


2月16日 (月曜日) 晴れ
日帰り ソロ
アオゲラの森キャンプ場~三日月峠~
二十六夜山山頂 昼食
二十六夜塔~下尾崎~県道35号を歩いてアオゲラの森
5時間くらい


御坂山塊の縦走完了に前回2回失敗して、
今回は山梨百名山の中で短時間で行ける山に。
山梨百名山53座目。
上野原にある二十六夜山です。
二十六夜山って綺麗な名前・・・。
二十六夜の月待信仰に由来する山。




江戸時代に流行った信仰で、
旧暦のお正月と、7月26日の夜中に月が出るのを
集落の人々と一緒に飲食しながら待った行事なんだそう。
阿弥陀仏と観世音菩薩と勢至菩薩の三尊が、
月光の中に現われるのを見たら、日頃の願いが叶うと言われてたとか。



近くにもうひとつ二十六夜山があって、
それは都留にある。
そっちもぜひ登ってみたいな、と思う。



都留から県道35号線を行って、アオゲラの森キャンプ場へ
入る道を曲がると(二十六夜山登山口と書いてある看板あり)
給食センターがある。その裏に駐車場に車を止めました。
キャンプ場の中を通る道を歩いて登って行きます。
初めからいきなり急登が1時間くらい続きます。
急登でなくても、登山開始の1時間くらいは体が重くてキツイ。
少しなだらかになると、ちょっと岩があります。
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それを乗り越えると赤鞍ヶ岳方面への分岐。
そっちへ一旦行って三日月峠というところから
また二十六夜山へ行けます。
三日月峠って、これもまた素敵な名前・・・。
どんなところかしら?行ってみよう!
とワクワクしながら進んだけど、
道が所々崩落していたり、木が倒れて
道をふさいでこんなことになっていたり
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なかなかハードなコースでした。
ほんの15分くらいなんだけど。
で、三日月峠はこんなところ。
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三日月峠を過ぎてしばらく行くと山頂の下へ。
まっすぐ行くと二十六夜塔なんだけど、
その手前を右へちょっと登ると山頂です。
ここらへんはすっかり雪に覆われているからほっとします。
だってそれまでは雪があったりなかったりで
チェーンアイゼンを着けたり、外したり
面倒だから着けっぱなしで行くと石なんかで
歯が傷まないか気になるし、
着けずに雪のあるところを行くと滑って
歩きにくいのです。
雪があるならある、ないならないにしてほしいな、
なんて勝手なことを思ってしまうのです。
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お昼は、コーンマヨパンとスープ。
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あまおうメロンパンとコーヒー。
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あと写真はないけどコーヒーシフォン。



山頂は広くない。静かでほっとする雰囲気。
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二十六夜塔。
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下尾崎へ下りる道は、最後の方は少しわかりにくいけど、
テープなどをよく見てなんとか歩きました。
でも県道の手前、集落の畑の獣避けの柵を開けるところで
開かない扉がいくつもあって、少しウロウロする羽目に。
なんとか出口を見つけて、道路を20分くらい歩いて
駐車場へ戻りました。



こんな感じのちょっとした山がいいな、と
最近思うんですよね。