御正体山


2月25日(水曜日) 曇り時々雨・霰
日帰り ソロ
道坂峠~御正体山山頂
昼食
来た道を下山
行き・3時間半、帰り3時間



念願の御正体山へ行ってきました。
山梨百名山の54座目。
山登り初心者の頃から気になっていた御正体山、
神聖な修行の山であり、厳しい山である
ように(勝手に)思っていたのですが
なにしろ、どんどん山梨百名山を制覇して行かなければ。
という思いからようやく登る決心をしました。





スマホで天気予報をチェックすると、
バッチリ晴れマークなのに、朝起きたら窓の外は一面の霧。
テレビをつけると「今日は一時的に晴れ間が見えてもずっと曇り、
ところにより雨も。」という予報でした。
もう一度スマホをチェックするも、こちらは晴れマーク。
どっちなのさ~?ととりあえず出かけるも
やっぱり途中で霧雨が降ってきました。
道坂峠の駐車場を目指して都留道志線をどんどん
上っていく間も空模様は変らずでした。
「天気悪いんじゃあ、中止して道の駅どうしで買い物して、
道志の湯でも入っていこうかなあ・・・。」
という考えがふと頭をよぎって、そのまま峠を少し下りて行きました。
するとほんの一瞬、さっと日が差しました。
それでやっぱり登ることにして、また道坂峠へ戻りました。
空はたちまちまた曇って来てしまいましたが、
なぜかもう登る気満々になっていました。




支度をして登り始めると、霰が音を立ててパラパラっと。
コースは長いので、ずっと降られたらいやだなあ、
と思いましたが、降ったり止んだり。
木の枝に邪魔されてそんなにかからなかったので
心配するほどではありませんでした。




空はこんなに真っ白。
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道には初めはほとんど雪はありませんでした。
地面は落ち葉ごとしっかり凍っています。
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木の枝に氷が。
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少しずつ雪が増えてきて、
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やがて木の枝にも雪が付いてきました。
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曇って、時々霧雨や霰が降ったりしていますが
風がなく、気温が低くないので、のんびりした
雰囲気の道でした。
獣の痕跡はあるけど、気配は感じられず、
明るい気分でどんどん歩いて行きました。


どんどん登って行くと、雪も深くなります。
10~20センチくらいですが、ギュッと固く
しまっているため、ひどく踏み抜くことはありません。
ふと見るとあたり一面の樹氷
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途中、チェーンアイゼンをつけたり、
服を脱いだり着たり、地図を見たりするほかは、
休憩をせずに来ました。白井平分岐を
過ぎてからの急登がきつくて、
山頂まだかな、まだかな、とひたすら念じていました。



やっと着いた、バンザーイ!
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『妙心上人の即身仏が安置されていた社』
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道標が指している右は峰宮跡方面、
左は石割山方面です。
私が来た道坂峠は道標の正面の方向です。
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テーブルとイス。イスは雪に埋もれています。
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テーブルに腰掛けて昼食。
ウインナ、しめじ、チーズ入りの蒸しパンと
おしること、コーヒー。
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帰りは白井平分岐までの急坂、
ところどころ氷になっています。
油断して足を滑らせたりしないように、
慎重に慎重に下りて行きました。