今年のテント泊納めは笠取山で

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11月21日 (木曜日) 晴れ
テント泊の1日目 ソロ
作場平~ヤブ沢峠経由~笠取小屋
1時間50分/3.7km/標高差446m

テント設営・昼食


笠取小屋~雁峠分岐~笠取山(西の山頂)~東の山頂
往復

1時間40分/2.8km/標高差182m

夏山の装備でいつまでテント泊できるかなあ?
去年は11月1日に雲取山へ行ったのが最後でした。
寝る前に三条小屋の熱々の温泉に入り、
たくさん着込んだので、そんなに寒くはなかった。
今年は、シュラフカバーを投入し、去年より20日遅い
この日に笠取小屋でテント泊することにしました。


作場平の駐車場から11時半ころ歩き始めました。
残雪期、新緑の時期と歩いて今回は冬のはじめ。
登山道沿いの沢には凍った木の枝などがあったり。
天気はすばらしく、落葉した木の枝の間から
暖かい日の光が差し込むポカポカした登山道






笠取小屋に着いたのは1時過ぎ。
小屋の前には日帰りハイキングのグループが楽しそうに
食事をしていました。
私は小屋の後ろへ行ってテントの設営場所を少し考えてから
6月に来た時と同じところに張りました。



テントの入り口にマットを敷いて、昼食。
山形ラーメンにレタスと生卵を入れて煮ました。


後片付けをして笠取山に出かけることにしました。
雁峠、水干、笠取山の分岐を笠取山方面へ登って、
一旦下ります。そこは雪が少しありました。
日当たりが良い急な草原の坂を登りきると、
山梨百名山の山頂です。
途中から富士山が見えます。



そして東側の山頂、標高点の山頂へ。15分くらいで
楽しい岩場の道です。日陰のところに雪があるので慎重に。
前回来た時はなかった眺望も。

前回満開だったしゃくなげは次の花の準備をしています。


西の山頂へ戻って休憩。


しばらく景色を堪能して下山を始めました。


こんな夕方の景色も素敵。


日が沈む前の綺麗な空の色。



テントに戻って、小腹が空いたので
チーズクラッカーにりんごスライスをのせたのと
コーヒーでおやつにしました。


沢山持ってきた服を全部着て、
お湯を沸かしてアルミボトルに入れた湯たんぽを作って*1
寝袋の中に入れました。
寝袋にカバーをつけて、本を読んで過ごしました。
トイレに出かけるとき、周りの林をヘッドライトで照らしてみると
丸い鹿の目が2~3組、光っていました。
こちらを見ながらトコトコと移動して行きました。



夜が深まるにつれて気温もどんどん下がっていきました。
もう寝袋から手を出して本を読むには寒すぎます。
手を中に入れて電気をつけたまま寝ることにしました。
寝袋とカバーの口をギュッと閉めて、隙間から
スースー寒い空気が入ってこないようにしても
2回くらい寒くて目が覚めてしまいました。
寝袋の中は暖かいのですが、テントの中が寒すぎます。
簡易温度計を持っていくのを忘れたのですが、
間違いなくマイナスでした。
朝起きたら辺りが霜柱だらけで、
あさごはんを作ったときにお盆にこぼした水が凍りましたから。



シュラフカバーが役に立ったらあと何回かテント泊できるかな、
と思って来たのですが、寝袋の中でだんだん冷めていく湯たんぽに触りながら、
やっぱり今年は今回でおしまいにしよう、と決心しながら、また眠りにつきました。

*1:ボトルに軍手を一足、口側と底側にはめて、その上からマフラーでぐるぐる巻きにすると保温効果が朝まで続きます