棒の折山(ぼうのおれやま)登山で学ぶ韓国語 가스가 애매하게 남아서...

caramelmaffin2011-01-22
韓国山行カフェの1月の定期山行は、奥多摩の棒の折山。食べがメインの韓国ピープル登山、今回は山頂でラーメンを作って食べよう、ということでラーメン係の人、バーナーと鍋の係りの人、水の係りの人、その他諸々の係りの人、という感じで担当を決めて持ち寄りました。
朝、行きの電車で登山用の小型バーナーのガスカートリッジのガスの残量についての話題になって、「ガスたくさんある?」と聞かれた人が「そんなにないんだよね。」なぜかというと
가스가 애매하게 남아서..../ガスが微妙に余ってて・・・
애매하다」は、「曖昧だ」なのですが、このシチュエーションで日本語だと、「微妙」という表現ですよね。「微妙だ」の韓国語は「미묘하다」ですけど、普段あんまり言わない気がします。「애매하다」はよく言いますね。
それを聞いて「俺もそうなんだよね。」「そんなのばっかり沢山あるんだよね。」とみんな同意していました。安心できるくらい残っているわけじゃないんだけど、新しいのを持っていくほどでもないかも・・・という中途半端なガスをそれぞれが持ってきたというワケです。結局は人数分のラーメン(ラーメン8個)やコーヒー用の水を沸かすことが出来ました。インスタントラーメンを生で食べる羽目にならなくてヨカッタ〜。ちなみに生ラーメンは생라면です。


プルコギや海苔巻きも。海苔巻きは30代の独身男子が作ってきたのですが、なんと作るのに4時間もかかったとか・・・・。命かけてますねぇ。

命をかけると言えば、実は私も命をかけるつもりでケーキを持っていきました。
「私はデザートを持っていくよ」と宣言してから、「どんなデザートがいいかなあ・・・」と考えていたところ、山行の2日前に誕生日の人がいることが分かり、バースデイケーキを持っていくことに決めました。シャトレーゼで14cmの小さいイチゴの生クリームのケーキを注文して、ちゃんとハングルで名前を入れてもらい、リュックには入らないので片手に下げて持って行こうと思いました。
お店の人に言って、ケーキにセロハンを巻いてもらい、プチプチの梱包材をもらってお皿が動かないように箱の内側三方に入れて、持って歩きやすいようにケーキの箱を底の広い紙袋に入れて、保冷材をたくさん入れ、電車の暖房にも耐えられるように。
登山開始の時に、「横にしたらダメだから、手で持っていくよ。」と宣言したのですが、面倒見のよい韓国男子のこと、そんな危険なことをさせてくれるはずがありません。「だめだめ、俺が持っていくから。このまま平らに入れればいいんでしょ。」と言いながら、私が油断している隙にさっさと自分のリュックに入れてしまいました。せっかくの好意だしまあちょっとくらい崩れてもいいか、とあきらめて運んでもらいました。
そうして歩くこと3時間。そのうち2時間は車道でしたが残りの1時間は意外と急な登りでした。でもきっと気を使って歩いてくれたんでしょうね、頂上で箱を開けたら、なんとケーキは無傷でした!すごい!





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