雨と花の仙丈ケ岳

caramelmaffin2012-08-15


北沢峠→1時間50分・五合目大滝の頭→
35分・仙丈薮沢小屋→25分・馬の背ヒュッテ 昼食20分→
1時間5分・仙丈小屋→45分・仙丈ケ岳山頂→
55分・小仙丈ケ岳→45分・大滝の頭→
1時間20分・北沢峠→



8時間/22,816歩

天狗岳から3日空けて、またまたテント泊のための(?)
2連休でした。勤務がシフト制のためです。
天狗岳では重い荷物で肩が痛くなってしまいました。
さすがに3日後に荷物を背負って歩くのは止めといた方が
いいかも、と思って北沢峠でキャンプして仙丈ケ岳へ行くことに。
仙丈ケ岳は日帰りでも行けそうですが、去年何回も行った北沢峠の
駒仙小屋のテント場に泊まってみたかったのと、
帰りのバスの時間に追われて急ぐのがイヤだったのです。
天気予報は、曇り時々雨か霧でしたが、
せっかくの2日休みなので、とにかくGO!!



朝、芦安を5時30分発のバスに乗り、広河原で乗り継いで
7時10分に北沢峠のバス停に着きました。
徒歩15分ほどの駒仙小屋へ早歩きで行って、
テント泊の手続きをしました。
7時半から設営を始めて、8時10分に完成しました。
日帰り用のザックを持ってきたので、
荷物を詰め替えて出かけたのですが、次からは
はじめから日帰りザックに入れて、
それを大きいザックに入れて来ればいいのでは?
と気が付きました。家で準備をするときに
気が付きたかった・・・・。




北沢峠のバス停のところへ戻って、トイレに寄って
登山を開始したのが9時でした。
日帰りのザックは、羽のように軽いし、
天気は曇って、雨もパラパラ。
それほど気温も高くないですが、
登っていると汗が出てきます。けっこう急だし。

シラビソのよい香りが強い。


9時30分、二合目。



10時、三合目。チーズケーキを食べて休憩しました。



10時25分、四合目。雨がときどきバラバラっと降ります。
ザックにレインカバーだけで雨具はまだ着ません。




マルバダケブキが群生しています。


10時45分、五合目大滝の頭。
小千丈方面と馬の背方面の分岐です。
どっちへ行くか決めてなかったのですが
馬の背へ行く道を進みました。


さわやかな良い道でした。
沢を渡ったり、花を眺めたり。







雨がだんだん継続的に降って来ました。
ちょっと心配になりながら歩きました。
11時20分、薮沢小屋。
11時45分、馬の背ヒュッテ。
馬の背ヒュッテで、トイレを貸してもらい、
小屋の前のベンチでコンビニのお昼を
ささっと食べて、出かけました。
12時5分。
雨の中を、登らなければいけないのかなあ?
と自分に疑問を感じながら・・・


晴れていたらさぞ素敵だっただろう、ハイマツの道で
向こうから来た二人組みのお兄さんに、
シャッターをお願いしました。



13時5分。仙丈小屋到着。
入り口でバッジを買ってすぐ出発しました。



雨に加えて、風も吹いてきました。
唯一の楽しみは、チングルマの綿毛。




雨の中にそびえる仙丈ケ岳。


13時55分。山頂に着きました。
看板の写真だけ撮ってさっさと下ります。



小仙丈へ。風は弱くなりましたが、雨。


小仙丈ケ岳到着、14時50分。


ミステリアスな雰囲気の雨の仙丈ケ岳もいいけど、
晴れた日にもう一度来ようっ、と思いました。





レインウエアの撥水効果があまりなくなったり、
袖口から雨が入り込んだりで、腕が濡れていました。
そして、ふと気が付くと、ザックのレインカバーの
掛け方が浅く、中の物がしっとりとしていました。




北沢峠に張ってきた、テントはどうなっているかなあ?
水浸しになってたらどうしよう?早く帰らなきゃ、と心配しながら、
滑って転んだりしないように下って行きました。
16時55分に、北沢峠に着きました。
雨はほとんど止んでいました。



テントは朝もけっこうたくさんだったけど、
さらに多くなっていました。

たくさんの人が楽しそうに、食事の支度をしていました。
「明日はいい天気になるよ〜!」という声がしました。
私のテントは浸水などしていなくて無事、
フライシートにたくさんの水のコロコロが付いていました。




雨で濡れた物をその辺に干して、
小屋でビールを買って、ヒヨコマメの水煮と落花生を
つまみに飲み、レトルトのカレーとα米で食事をしました。
ハーブティーを飲んで、トイレに行って寝ました。8時。
渓流の音で、他のテントからの話し声は聞えませんでした。