登山用座布団

山用ざぶとん、登山用座布団、折りたたみの簡易座布団は使わないときもあるけど、持っていたら便利です。
座布団があったら地面にも気楽に座れるし、腰が冷たくならないし、ベンチが濡れていても大丈夫です。
今まで使わなかったのは夏の富士山で山小屋の店先の木のベンチに座れた時、冬の大菩薩でベンチに雪が積もっていて座れなかったので立って食事したときなどです。
あと、持ち始めの頃、せっかく持ってきたのにザックから出すのを忘れてしまったこともありました。
今100均で買った座布団ばかり３つ持っています。ピンクの水玉のと、ブルーの水玉のと、黒いのです。

ずっと使っているのは黒いので、初めは使い捨てのつもりでしたが、使っているうちに「裏と表、どっちを下にして使うかハッキリ決めたい。」とヘンなところにこだわるようになり、目印がわりにラブリーなワッペンを縫い付けることにしました。
ちょっと手間をかけて可愛くしたら、たちまち100均の座布団にも愛着が湧いて、すっかりお昼の時間になくてはならないものになり、取り出すのを忘れることなどなくなりました。そして使い捨てなんてとんでもない、という気分になりました。
ピンクと水玉のは、「100均は黒とかブルーのつまんないのしかないんだなあ」と思っていたところに偶然見かけて、100円なのに買おうかどうしようか1週間悩んで、結局後悔するより買おう！と決心して買いました。
でも、100均座布団、もしかして風に飛ばされやすいかも？思い過ごしかもしれませんが、私はお昼の時に風に舞う座布団を追いかけることが多いような気がしますし、登山用品店で買った高級な座布団を持っている人がそんなことをしているのを見たことがないような気がします。
安くて可愛い座布団が、風に乗って空へ飛んでいくようなことがないように、しっかり押さえようと思います。